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Firefly
Adobe Firefly 動画生成 の料金と生成クレジットについて解説
Webブラウザ版 Adobe Firefly での動画生成について、料金プランや生成クレジットの扱いについて説明していきます。

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Firefly での動画生成
Adobe Firefly を用いた動画生成について説明していきます。
Firefly 動画生成モデルを利用したAI動画生成ができるのは、現状 Webブラウザ版 Firefly のみとなっています。

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Firefly 動画生成を利用して制作した動画がこちら。
Fireflyの動画生成に関する生成クレジットの扱いや、プラン料金について説明していきます。
まずは、利用前に理解しておきたい生成クレジットの仕組みから説明します。
Firefly 生成クレジットについて
Firefly での動画生成はクレジット制です。
生成する動画の解像度によって必要なクレジット数が変動する仕組みとなっています。
Firefly 動画生成で消費する生成クレジットについて詳しくはこちら
Photoshop, Premiere Pro など Creative Cloud プランを利用中の方にも、毎月生成クレジットが付与されていますが、そのままでは動画生成機能の利用には使えません。
理由は、生成クレジットには Standard と Premium という扱いがあるからです。
Firefly 動画生成機能の利用には、生成クレジットが Premium である必要があります。

Fireflyプランを利用することで、保有するクレジットは全てPremium扱いとなります。
現状、Fireflyプランを利用する以外に、生成クレジットをPremium化する方法はありません。
Firefly 動画生成の料金プラン
動画生成などのPremium生成クレジットを必要とする、プレミアム機能を使えるようにするには、Firefly プランを利用する必要があります。
Firefly プラン一覧がこちら。

・Adobe Firefly Standard – ¥1,580/月(税込) : 2,000クレジット/月
・Adobe Firefly Pro – ¥4,780/月(税込) : 7,000クレジット/月
・Adobe Firefly Premium – ¥31,680/月(税込) : 50,000クレジット/月
Firefly のプランは月々プランでの利用が基本で、月毎に契約を更新するタイプのプランです。
月々プランの場合、プラン解約時に違約金は発生しません。
画像生成は無制限に利用可能
Fireflyのプランを利用すると、画像生成など Firefly のスタンダード機能を利用する場合に生成クレジットを消費しなくなります。
生成クレジットが消費されるのはプレミアム機能を利用する場合のみとなります。
Premium では無制限に動画生成可能
最上位プラン Adobe Firefly Premium 利用者は、Fireflyでの動画生成機能が無制限で使えるようになります。
付与された生成クレジットを使いきった後も動画生成ができる唯一のプランです。
毎月の利用生成数が多い場合はこちらのプラン利用をおすすめします。
付与された分のクレジットを使い切った後は、低速モードでの動画生成となります。
生成クレジットを使い切った場合
生成クレジットを使いきった場合、動画生成機能も利用できなくなります(Adobe Firefly Premiumプラン利用者を除く)。
プランをアップグレードするか、追加でプランを新しく契約することで生成クレジットを得ることができます。
同じFireflyプランを重複して利用することもできます(Proプランを2つなど)。
プランは自動更新されるので、月毎に必要なクレジット数に応じてプラン管理することをおすすめします。
Fireflyを安く利用する方法
Adobeは年に数回セールを行いますが、Firefly プランはセール対象外となっており、学割プランもありません。
安く利用する方法は、年間プランを利用して一括払いすることです。
・Adobe Firefly Standard – ¥15,780(税込) (年間¥3,060 コスト減)
・Adobe Firefly Pro – ¥47,780(税込) (年間¥9,580 コスト減)
・Adobe Firefly Premium – ¥316,780(税込) (年間¥63,380 コスト減)
* 月々プラン12ヶ月利用時とのコスト比較
どのプランでも月々プランと比較して年間20%程安く利用できます。
一度の支出額は大きくなりますが、継続的に利用する方の場合は年間プランの利用の方がランニングコストを抑えられます。
まとめ
Firefly での動画生成の料金プランと生成クレジットの扱いについて説明しました。
意外とすぐに生成クレジットは使い切ってしまうので、個人的にはPro以上のプラン利用をおすすめします。

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