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Firefly
Adobe Firefly ボードとは? AI時代のクリエイティブなプロジェクトの始め方
Fireflyの新機能 ボード について解説していきます。
プロジェクトの初期段階など、まだアウトプットされていないアイデアを、Adobeの生成AIモデルFireflyを用いて形にしていくことのできるツールです。

Adobe Firefly ボード 公式ページ
https://firefly.adobe.com/boards
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Firefly ボードとは
Adobe Firefly ボードは、元々Project Concept(プロジェクト コンセプト)という名称でAdobe MAX 2024にて初公開されたWebベースで動くアプリです。
発表時のコンセプトムービーがこちら。
Adobe
最新のFireflyを搭載し、プロジェクトの初期段階で頭の中にあるコンセプトを、AIを使いながら手早くアウトプットしてまとめていくことができる機能を有しています。

Firefly ボード(ベータ版) 公式ページはこちら
現在はプライベートベータ版での提供となっています。
Firefly ボードのリリースはいつ?
Firefly ボード機能のリリース時期は不明です。
早くて4月24日にロンドンで開催されるAdobe MAXで披露される可能性が考えられます。
Firefly ボードでできること
Firefly ボードでは以下の機能を活かして、ムードボードやストーリーボード(絵コンテ)などの制作ができます。
グラフィックデザインはもちろん、映画やPVなどの映像、建築やインテリア、プロダクトデザインなど幅広いデザインの初期構想をまとめるのに使えそうです。
1. 画像のリミックス

Adobe
2枚の写真を合成して、新しいイメージを作り上げることができます。
LLMを用いて、自動的に2枚の画像のプロンプトや指示をリアルタイムに組み合わせます。
2. アートボードの生成

Adobe
コンセプト段階で制作される多くのアイデアをまとめ、整理したりムードボードを作成したりできます。
3. 画像スタイルの参照

Adobe
参照する画像のスタイルや構成、照明や素材,色などの特徴を抽出して、対象に適用することができます。
Creative Cloud アプリとの連携
Firefly ボードで作成したデザインは、Creative Cloudアプリとシームレスに連携できるようになるようです。
まずはPhotoshopとAdobe Expressから、順次Illustratorなどにも対応を広げていく予定となっています。

Adobe
共同編集も可能
Firefly ボードは複数人による共同編集にも対応しているようです。
まとめ
Adobe Firefly ボードは、Adobe Fireflyの生成機能を活かして、よりプロジェクトベースで実務に使いやすいスタイルで使えるアプリとなりそうです。
リリース、またはパブリックベータ版を期待して待ちましょう。

Firefly ボード(ベータ版) 公式ページはこちら
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