Google DeepMind は、新しいAI動画生成モデル Veo 3 をリリースした。
Veo 3では以下のような特徴が見られる。
・テキスト, 画像から動画生成のクオリティ向上
・セリフやナレーションなどの音声追加
・音楽や効果音などのオーディオ追加
こちらがGoogle公式による、Veo 3 を用いて制作された動画だ。
プロンプト :
A medium shot, historical adventure setting: Warm lamplight illuminates a cartographer in a cluttered study, poring over an ancient, sprawling map spread across a large table. Cartographer: “According to this old sea chart, the lost island isn’t myth! We must prepare an expedition immediately!”
上記プロンプトの太字の部分が、動画内でキャラクターが喋っているセリフのプロンプトとなっている。
動きを交えながら、忠実にプロンプトの文章が違和感なく読み上げられていることが確認できる。
他にも、以下のような高品質な映像を制作できる例が紹介されている。
音声を追加できるAI動画生成モデルは、現状他社モデルでもあまり例を見ないことから、Veo 3 は大きく注目を集めそうだ。
Veo 3 は発表時点で、開発者用プラットフォーム Vertex AI にてプライベートプレビュー中で、今後数週間以内により広く提供される予定となっている。
< 追記 5月25日(日) >
Veo 3 が日本を含む 71ヵ国で利用できるようになった。
映像編集ツール Flow 及び、Gemini 内で Veo 3 を利用した動画生成ができるようになっている。
詳細情報
Google AI Ultraプラン(月額 ¥36,400)の利用で、Flow, Gemini 内で Veo 3 にアクセスできるようになる。最初の3ヶ月は半額の ¥18,000 にて利用可能だ。
Proプランでもトライアル版として Veo 3 を利用することができるようになっている。

Veo 公式ページはこちら
編集記録
5/25 : Veo 3 が日本でも提供開始
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