当記事は広告を含みます
Adobe Aero
【2025年版】Adobe Aeroの価格と利用できるプランについて解説
Adobe Aero(エアロ)の価格や、利用プランについて説明していきます。
AR(複合現実)デザインに興味のある方は、使い方も簡単なので一度インストールして触ってみることをおすすめします。

Adobe のプランに関するお知らせ
2025年8月1日より、個人版 Creative Cloud コンプリートプランが Creative Cloud Pro に名称変更し、価格改定 (値上げ) が行われます。
新しいプラン内容など、詳しくは以下のページを参考にしてください。
Adobe 公式ページ
Adobe Aero 公式ページhttps://www.adobe.com/jp/products/aero
Adobe Aeroについて
Adobe Areoは、3D作業空間上にモデルを配置し、モデルに移動や回転・追跡などの動きを割り当てられるAR(複合現実)デザインツールです。
制作したデザインはスマホのカメラやARゴーグルを通して、自分のいる空間に落とし込み体験することができます。

Adobe Areo公式ページはこちら
操作はかなりシンプルで簡単ですが、面白いツールなのでARデザインを初めて制作する方にもおすすめです。
制作したARデザインの共有はQRコードを読み取ることで行え、ARを体験する側の人はアプリをインストールする必要なく利用できます。
Adobe Aeroは無料
Adobe Aeroはデスクトップ版(ベータ版)、スマホ・タブレット用アプリがあり、どちらも無料で利用することができます。
利用時にはAdobe IDが必要ですが、こちらも無料で作成できます。
より複雑な動きをデザインしたい場合は、デスクトップ版のAeroの利用をおすすめします。
Adobe Aeroのためのデザインツール
Adobe Aeroは3Dモデルにコマンドを割り当てることでAR内の動きをデザインできるツールですが、3Dモデリングやレンダリング機能はありません。
Aeroにはいくつかデフォルトで3Dモデルが用意されていますが、本格的にARデザイン制作に取り組む場合は別途ツールが必要となってきます。
Aeroに取り込めるモデルを制作できるツールの例がこちら。
1. Photoshop
2. Substance 3D
1. Photoshop
Photoshopは3Dモデリング専用のツールではありませんが、Aeroにデータを取り込んでデザインの制作を行えます。
初めて3D空間でのデザインをする方にもPhotoshopはおすすめです。
例えば、Photoshopを使ってこちらのようなデザインを作ることができます。

この場合、2Dの平面デザインレイヤーをいくつか組み合わせて、Aeroにデータを取り込み奥行き(深さ)を与えています。
動きを与えることもできるのでPhotoshopだけでもかなり面白い作品を作れることがわかると思います。

Photoshop公式ページはこちら
2. Substance 3D
Adobeで本格的な3Dデザインを制作したいという方は、Substance 3Dという3Dデザインに特化したデザインツール群を利用しましょう。
3Dモデルを自分で制作したい場合、Substance 3D Modelerというモデリングに特化したツールがあります(Windows版のみ)。

Substance 3D by Adobe公式ページはこちら
https://www.adobe.com/jp/creativecloud/3d-augmented-reality.html
まとめ
Adobe Aeroは無料で利用できます。
オリジナリティの高い作品を制作するには、PhotoshopやSubstance 3Dなどのモデリングができるデザインツールを別途利用しましょう。
ARは今後さらに盛り上がっていく分野だと思われるので、興味があれば是非Aeroを触ってみることをおすすめします。

Adobe Areo公式ページはこちら
あわせて読みたい

Adobe Firefly に テキストからアバター生成 機能が追加
Adobe は 6月27日(金)、Firefly に新機能 テキストからアバター生成 機能をリリースした。台本を用意することで、音声を生成しアバターが読み上げる動画を生成することができる。テキスト読み上げの音声は日本語に対応。アバター生成の基本コストは 10クレジット/秒で、Fireflyプランの利用が必要。

Adobe Firefly で テキストから効果音生成, 音声から効果音生成 が利用可能に
Adobeは6月27日(金)、Firefly に新機能 テキストから効果音生成, 音声から効果音生成 機能をリリースした。シンプルなプロンプトからあらゆる効果音が生成でき、録音した声を効果音の生成に参照させることもできる。1度の生成で8秒の音声4種類のバリエーションが作成される。

Illustrator v29.6 アップデート Firefly 生成拡張が実装など
Adobeは6月17日(火)、Illustrator v29.6 アップデートをリリースした。生成AI Firefly による生成拡張機能の実装, パフォーマンスの改善, 鉛筆ツールのリアルタイム描写 などが含まれる。

Adobe Firefly で Google Veo 3 の音声付き動画生成が可能に
Adobeは6月22日(日)、Firefly で利用できる動画生成AIモデルに Veo 3 を追加した。音声付きの動画生成が可能となった。Webブラウザ版, モバイルアプリ版 Fireflyどちらにも対応。1つの動画の生成に1,200クレジットを消費する。

【2025年版】Adobe Firefly の生成クレジットを使い切った場合について解説
Adobe Firefly の生成クレジットを使い切った場合について説明しています。画像生成など、標準機能に分類されているものに関しては継続して利用できますが、動画生成などプレミアム機能に分類されるものはクレジットの追加購入が必要になります。

【2025年版】Adobe Firefly パートナーモデル一覧とクレジットについてまとめ
Adobe Firefly では、様々なサードパーティ製の画像, 動画生成AIモデルが使え、パートナーモデルと呼ばれています。パートナーモデル一覧と生成に必要なクレジット数などについて説明しています。

Photoshop v26.8 アップデート ダイナミックテキストが追加 など
Adobe は6月17日(火)、Photoshop v26.8 アップデートをリリースした。ダイナミックテキストの追加や、被写体を選択, 背景を削除 の改良、AVIF ファイルのサポート などが含まれる。

Firefly ボードに Runway Gen-4 画像生成, RAY 2 など新たに 5 モデル追加
Adobeは6月17日(火)、Firefly ボード で利用できる画像, 動画生成AIモデルに Runway Gen-4 画像生成, Ideogram 3.0, Pika 2.2, RAY 2, FLUX.1 Kontext MAX の 5 種類を新しく追加した。
design-offset.com
新着記事
【2025年版】ElevanLabs の料金とおすすめプランについて解説
当記事は広告を含みます ElevenLabs音声AIプラットフォーム ElevenLabs の料金プランについて説明していきます。 また、利用スタイルにあわせたおすすめプランについても紹介していきます。CONTENTS ElevanLabs とは ElevanLabs の料金プラン 無料プランでできること 有料プランで使えるようになる機能 おすすめプラン まとめElevenLabs 公式サイトはこちら...
【2025年版】Creative Cloud Pro プランとは? アプリ一覧とできること, できないこと
当記事は広告を含みます AdobeAdobe の Creative Cloud Pro プランの概要や、プランに含まれるアプリ一覧などについて説明していきます。 また、Adobeで Creative Cloud Pro に含まれないものも紹介します。Creative Cloud Pro は、日本では2025年8月以降に購入可能なプランとなっています。 現在は Creative Cloud コンプリートプラン...
【2025年版】Creative Cloud Standard プランとは? アプリ一覧とできること, できないこと
当記事は広告を含みます AdobeAdobe の Creative Cloud Standard プランの概要や、プランに含まれるアプリ一覧などについて説明していきます。 また、Adobeで Creative Cloud Standard に含まれないものも紹介します。CONTENTS Creative Cloud Standard について Creative Cloud Standard アプリ一覧 Firefly は含まれる?...