Adobe は公式ページ内で、画像生成用のユーザー向けガイド Firefly Image 4 Model Guide を公開した。
最新の画像生成AIモデル Firefly Image 4 を利用して画像を生成する際の、プロンプトの効果的な書き方や、Tips などについて書かれている。
無料で公開されており、ガイドをダウンロードすることも可能だ。
Firefly Image Model 4 Guide はこちら
日本語版は公開されておらず、英語版のみとなっている。
ガイドの内容をいくつか紹介していく。
Adobe
Image Model 4 および Image Model 4 Ultra の特徴
両モデルは、異なるクリエイティブニーズに対応しており、
・ Image Model 4 は日常的な作業向けにスピードを重視
・Image Model 4 Ultra はリアリズムと細部表現を重視し、複雑なプロジェクトに適している
・ Image Model 4 は、イラスト、アイコン、単体の人物ポートレートなど、シンプルなコンテンツ生成に最適
・Image Model 4 Ultra は、フォトリアルなシーンや人物ポートレート、中規模のグループ描写など、正確さを重視する制作に適している
こちらの記事でもImage 4 と Image 4 Ultra の違いを実例で検証している。
Adobe
効果的な画像生成のためには
・会話的な表現, “generate, create(生成して)” のような表現は避ける
・[Image Type](画像の種類), [subject](被写体), [Action](動き), [Angle](アングル), [Lightning](照明), [Background](背景), [Color Palette](色味), [Style](スタイル)
上記の要素を可能な限りプロンプトで記述する
・エフェクトなど各種コントロールを利用し、参照画像なども活用
これらの要素を入れたプロンプトの例がガイド内で紹介されている。
Adobe
他にも Visual Intensity Slider (視覚的な適用量スライダー) の調整による生成される画像の仕上がりの違い、構成参照, スタイル参照の使い方など Firefly を利用する上で押さえておきたいポイントがまとめられている。
これから Firefly を使う方も、すでに利用して画像生成している方も一度目を通してみることをおすすめする。
より、自分が生成したい画像に近づけることができるヒントが見つかるかもしれない。
詳細情報
Adobe Firefly は Webブラウザ版での機能が充実している。
テキストから画像, ベクター, 動画の生成、画像から動画の生成、音声の翻訳など生成AIを利用したさまざまな機能が利用できる。
Adobe Firefly 公式ページはこちら
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