Adobe は Firefly ボードで利用できる生成AIモデルに、新しく ChatGPT 画像生成 を追加した。
Firefly ボードで利用できるサードパーティ製の生成AIモデルとして Flux が対応していたが、ChatGPT 画像生成, Google の画像生成AIモデル Imagen 3, 動画生成AIモデル Veo 2が利用できるようになった。

ChatGPT 画像生成は、プロンプトの高度な再現性を持ち、一貫性のある画像生成が可能なマルチモーダル画像生成AIモデルだ。
アニメなど、特定のスタイルでの描画ができることで大きく話題となった。
他にも、プロンプトから 4コマ漫画, インフォグラフィック, メニュー表, ステッカーなど様々な画像を生成することができる。
チャット形式での画像生成, 修正はできないが、生成した画像を参照画像として利用することで同様の作業はFireflyボード上でも可能だ。
ある画像をベースとして連続的な修正の作業を行う場合、FireflyモデルよりもChatGPT 画像生成モデルの方が適性が高いだろう。
ChatGPT 画像生成など、サードパーティ製の生成AIモデルの利用には Fireflyプランの利用が必要となり、1枚の生成に 20クレジットを消費する。
ムードボード制作時に ChatGPT 画像生成モデルを取り入れてみてはいかがだろうか。
詳細情報
Firefly ボードは、生成AIを活用したムードボード制作のためのアプリで、パブリックベータ版で提供されている。
2つの画像をリミックスして新しい画像を生成するなど、オリジナルの機能も有している。

Firefly ボード(ベータ版) 公式ページはこちら
Firefly 関連記事

Adobe Firefly 動画生成 の料金と生成クレジットについて解説
当記事は広告を含みます FireflyWebブラウザ版 Adobe Firefly での動画生成について、料金プランや生成クレジットの扱いについて説明していきます。CONTENTS Firefly での動画生成 Firefly 生成クレジットについて Firefly 動画生成の料金プラン 生成クレジットを使い切った場合 Fireflyを安く利用する方法 まとめAdobe Firefly公式ページ...

Adobe Firefly での Veo 2 動画生成 概要や使い方について解説
当記事は広告を含みます FireflyWeb版 Adobe Firefly では Googleの動画生成AIモデル Veo 2 を用いた動画生成が、4月24日以降できる用になりました。 概要や使い方について説明していきます。CONTENTS Firefly で Veo 2 動画生成 Veo 2 の概要 Veo 2 の使い方 まとめAdobe Firefly公式ページ...

Adobe Firefly での Google Imagen 3 画像生成 概要と使い方を解説
当記事は広告を含みます FireflyWeb版 Adobe Firefly では Googleの画像生成AIモデル Imagen 3 を用いた画像生成が、4月24日以降できる用になりました。 概要や使い方について説明していきます。CONTENTS Firefly で Imagen 3 画像生成 Imagen 3 の概要 Imagen 3 の使い方 まとめAdobe Firefly公式ページ...
この記事をシェア
あわせて読みたい

2025年3回目 Adobe MAX は 10月 Los Angels で開催 チケットも販売中
2025年 第3回目のAdobe MAX 2025 は、Los Angels にて10月28〜30日 の3日間かけて行われる。Adobe MAXのチケット申込みも開始されている。7月15日までの予約の場合、チケットをアーリーバード価格の$1,595で 通常価格よりも$400 安く購入できる。

Adobe Firefly 動画生成 の料金と生成クレジットについて解説
Adobe Firefly を用いた動画生成について、料金プランと生成クレジットについて詳しく説明しています。Firefly 動画生成はクレジット制で、プレミアム機能に分類され、Fireflyプランの利用が必要になります。Premiumプランでは動画生成が無制限に利用できます。

Adobe MAX Creativity Awards 2025 作品の応募受付開始
Adobe は4月24日(月)より、Adobe Creativity Awards 2025 への作品の募集を開始している。18歳以上のクリエイターで、Adobeのツールを利用した作品であることが提出の条件で日本からの作品提出も受け付けている。

Adobe Firefly での Veo 2 動画生成 概要や使い方について解説
Adobe Firefly Webブラウザ版では、サードパーティ製の動画生成AIモデルを選択でき、Google が提供する Veo 2 を Firefly 内で利用できます。Veo 2 による動画生成は、プレミアム機能に分類されており、Firefly 専用プランの利用が必要です。

Adobe Firefly での Google Imagen 3 画像生成 概要と使い方を解説
Adobe Firefly Webブラウザ版では、サードパーティ製の画像生成AIモデルを選択でき、Google が提供する画像生成AIモデル Imagen 3 をFirefly内で利用できます。Imagen 3での画像生成は、プレミアム機能に分類されており、Firefly 専用プランの利用が必要です。

Adobe Firefly での ChatGPT 画像生成 概要と使い方を解説
Adobe Firefly Webブラウザ版では、サードパーティ製の画像生成AIモデルを選択でき、OpenAI が提供する画像生成AIモデル ChatGPT 画像生成 (ChatGPT 4o Image Generation)をFirefly内で利用できます。

Illustrator v29.5 アップデート パフォーマンス向上, Firefly テキストからベクター生成 などのリリース
Adobeは4月24日(木)、Illustrator v29.5 アップデートをリリースした。アップデートには、Illustratorのパフォーマンスの向上, 強化と、最新版 Firefly ベクターモデルを利用した テキストからベクター, テキストからパターン, 生成塗りつぶし(シェイプ)が含まれる。

Photoshop v26.6 アップデート ディテールを選択, 背景の削除, 被写体の選択, カラーを調整 など
Adobeは4月24日(木)、Photoshop v26.6 アップデートをリリースした。アップデートには、ディテールを選択 機能の追加, 被写体を選択, 背景を削除 の改良, カラーを調整 機能の追加, Firefly AI画像生成 構成参照 の追加などが含まれる。
design-offset.com
新着記事
Runway Gen-4 画像生成 | Referencesなど 特徴, 使い方, 活用法まとめ
当記事は広告を含みます RunwayRunway Gen-4 での画像生成について、特徴や使い方などを説明していきます。 また、参照画像を利用した画像生成機能 Gen-4 References についても実例付きで紹介しています。CONTENTS Runwayについて Gen-4 画像生成の特徴 Gen-4 画像生成の使い方 Gen-4 References の活用法, 実例紹介 まとめRunway 公式サイト...
Google Flow を発表 Veo 3 を利用した新しいAI映像作品制作ツール
当記事は広告を含みます GoogleGoogle は5月21日(水)、新しいAI映像制作ツール Flow を発表した。 一貫性のある映像作品の制作や編集ができるツールだ。Google は、クリエイター向けの新しいAI映像作品制作ツール Flow を発表した。 Flow は、AI動画生成を利用したストーリーのある映像作品の制作が可能な、Googleの最先端の生成AI動画モデルである Veo のために設計されたツールとなっている。 カメラコントロールや、シーンビルダーなど Flow...
Google Imagen 4 を発表 より高品質で詳細なAI画像生成モデル
当記事は広告を含みます GoogleGoogle DeepMind は5月21日(水)、新しいAI画像生成モデル Imagen 4 を発表した。 より高品質, 高度なプロンプト操作が可能なモデルとなっている。Google DeepMind は、新しいAI画像生成モデル Imagen 4 を発表した。 Imagen 4 の特徴がこちら。 ・あらゆるスタイルの全体的な画像品質の向上 ・優れたテキスト描写とプロンプトの忠実な反映 ・多言語プロンプト対応 以下に、Imagen 4...