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Illustrator
Illustrator v29.5 アップデート パフォーマンス向上, Firefly テキストからベクター生成 などのリリース
Adobeは4月24日(木)、Illustrator v29.5 アップデートをリリースした。
パフォーマンス向上 及び Firefly ベクター生成の正式版が利用できるようになった。

Adobeは 4月24日に開催された Adobe MAX in Londonにて、Illustrator v29.5 アップデートをリリースした。
アップデートには、パフォーマンスの向上と、Firefly テキストからベクター生成, テキストからパターン生成, 生成塗りつぶし(シェイプ) の正式版が含まれる。
Illustratorのアップデート内容の一部についての動画がこちら。
アップデートの概要について簡単に説明する。
パフォーマンス向上
v29.5 では Illustrator のパフォーマンス向上, 強化が行われている。

Adobe
利用頻度の高い以下のようなエフェクトの処理速度が最大5倍高速化された。
・変形 (効果 > パスの変形 > 変形)
・ワープ (効果 > ワープ)
・ブレンド(オブジェクト > ブレンド)
また、フォントの選択がよりスムーズかつ高速になった。
フォント(書式 > フォント)からの選択や、コンテキストメニュー(右クリックで表示されるメニュー)からのフォント選択のレスポンスが速くなっている。
リンクパネルでは、埋め込まれたアセット, リンクされたアセットを変更すると、パネルがリアルタイムで更新されるようになった。
2025年のアップデートではこれまでにも、(複数の)画像やPhotoshopファイルをすばやく取込み配置できるようになったり、画像書き出しの高速化など、パフォーマンスの改善が行われている。
Firefly ベクター生成関連 正式版リリース
v29.5では、今までベータ版で提供されてきた テキストからベクター生成, テキストからパターン生成, 生成塗りつぶし(シェイプ) が正式版としてリリースされた。
最新のFirefly Vectorモデルが採用されており、あらゆるシーンでAI機能を利用してベクターデザインの制作ができる。
また、Web版Fireflyでも テキストからベクター生成 の機能が利用できるようになった。

Adobe
Illustrator(ベータ版)では、新機能 生成拡張 が提供されている。
画像生成における生成拡張は、Photoshopやweb版Fireflyで利用できるが、今後ベクターデータでも同様の機能が利用できるようになる。
ベータ版では他にも、モックアップ機能の改良や、クイックペンツールの追加などのアップデートが行われている。
いち早く新機能を試したい方はベータ版もダウンロードしてみてはいかがだろうか。
詳細情報
Illustrator v29.5 アップデートはすでに配布されており、利用可能だ。

Illustrator 公式ページはこちら
同日のAdobe MAX in London 関連情報
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