Adobe は Firefly の「テキストから動画生成」機能において、動画生成AIのパートナーモデルに新しく Veo 3 を追加した。
Veo 3 の特徴である、音声付きの動画生成が Fireflyプラットフォームにおいても可能となった。
Webブラウザ版, モバイルアプリ版 Fireflyどちらにも対応している。

先日、Firefly ボードに Veo 3 が追加されたが、音声の同時生成機能は実装されなかった。
Firefly ボードでは引き続き、音声なしの動画生成のみが可能となっている。
Veo 3 を利用して音声付き動画を生成する場合は、「テキストから動画生成」を選択する必要がある。
デフォルトでは音声オプションがオフになっているため注意しよう。
Firefly ボードで、Veo 3 を用いて生成した動画の例がこちら。
*音声が流れます
紅茶を注いで、一口飲み、コメントを言うという感じのプロンプトから生成したが、しっかりと一連の動作が反映されていることが確認でき、非常に高性能なモデルと言える。
解像度は Widescreen(16:9)の 1280×720 1種類のみ, 動画時間は 8秒で固定。
テキストから動画(text-to-video)生成のみに対応。
Veo 3 を利用した動画生成には Fireflyプランの利用が必要となり、1つの動画の生成に 1,200クレジットを消費する(150クレジット/秒)。
音声なしの動画生成の場合は 800クレジットが消費される。
消費クレジット数が特に多いため、動画生成機能を利用したい場合は Firefly Pro プラン以上の利用をおすすめする。
Veo 3 は、今回紹介した Firefly もしくは、Google の有料AIプランなどで利用することができる。
詳細情報
Adobe Firefly は Webブラウザ版での機能が充実している。
テキストから画像, ベクター, 動画の生成、画像から動画の生成、音声の翻訳など生成AIを利用したさまざまな機能が利用できる。

Adobe Firefly公式ページはこちら
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