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Runway Gen-4 画像生成 | Referencesなど 特徴, 使い方, 活用法まとめ

Runway Gen-4 での画像生成について、特徴や使い方などを説明していきます。

また、参照画像を利用した画像生成機能 Gen-4 References についても実例付きで紹介しています。

Last Updated on 06/11/2025
Categories : Runway

Runway について

Runway はAI動画生成ができるプラットフォームとして有名ですが、AI画像生成機能も利用できます。

AI動画生成は、画像をベースにして制作することが多いため、画像生成のクオリティも非常に重要となってきます。

Runway 公式サイトはこちら

https://runwayml.com

最新の Runway Gen-4 における画像生成機能について、特徴や使い方、実例などを紹介していきます。

Gen-4 画像生成の特徴

Runway Gen-4 画像生成は、プロンプトを書いて画像を生成します。

プロンプトは、会話調や命令形ではなく、描写形が推奨されており、より詳細なプロンプトを書くことで要素を細かくコントロールできるようになっています。

Runway

特に、Gen-4 References を利用した画像生成が強力で、非常にユニークな機能です。

Gen-4 References について

2025年5月頭に、新機能 Gen-4 References がリリースされました。

Gen-4 References は、参照する画像の要素をもとにして新しい画像を生成する機能です。

こちらがリリース時のRunway公式プロモーション動画になります。

人物を参照させることで、別アングルのショットを生成したり、全く別のシーンに登場させたりすることができるので、AIを用いた映像作品の制作がより簡単になります。

Gen-4 References では、人物だけでなく、動物や物, 背景, 構成などあらゆるものを参照することができます。

Gen-4 画像生成の使い方

Runway Gen-4 画像生成の使い方について説明していきます。

画像生成をする場合、画面左側上部に表示される image が選択されていることを確認します。

プロンプト入力スペースに文章を打ち、下に表示される Generate ボタンを押すと生成が開始されます。

画像は1度の生成で4枚のバリエーションが作成されます。

References の使い方

Runway Gen-4 References を利用する場合は、画像をアップロード、もしくはプロンプト入力スペースにドラッグ&ドロップします。

プロンプト内に参照する画像の名前を入力することで、画像生成の結果に反映することができます。

Gen-4 References でのプロンプトの例がこちら。

・Show me IMG_1 with a different style.

・Show me @Tony with a different style. 

どちらのスタイルで記述しても問題ありません。

参照画像の名称はデフォルトで IMG_1, IMG_2, IMG_3ですが、上図のように自分でカスタマイズすることでライブラリに保存し、”@” でライブラリ内の画像をいつでも呼び出すことができます。

参照する画像は1つのプロンプト内に最大3枚まで選択可能となっています。

クレジットについて

Gen-4 画像生成は1度の生成で 32(4×8) クレジット消費します。

Unlimitedプランでは、Explore Modeでクレジットを消費せずに無制限に生成が可能です。

Gen-4 References 活用法, 実例紹介

Gen-4 References は活用の幅が非常に広く、様々な要素に対して参照を適用させることができる面白い機能です。

以下にいくつか実例を紹介していきます。

バーチャル試着

Runway

人物の画像と、服装の写真を参照画像として使用するだけで、人物にその服やアクセサリーなどを着せることができます。

インテリアデザイン

Runway

部屋の写真に対して、ベッドなどの家具を参照画像として使うことで、室内に配置した画像を生成することができます。

シーン構成の定義

Runway

上図の IMG_2 のように、バウンディングボックスを使ってシーンの構図を参照させることも可能です。

手書きのスケッチなどの参照にも対応しているので、絵コンテの構成を使って画像生成する、などの使い方もできそうです。

Runway公式で、Gen-4 の事例がまとめられ紹介しているページがこちら。

まとめ

Runway Gen-4 での画像生成について説明してきました。

References 機能は、今回紹介した以外にもまだまだ活用の方法がたくさんある面白い機能です。

有料プラン利用ユーザーはもちろんですが、無料ユーザーでも使える機能なので、ぜひ試しに使ってみてはいかがでしょうか。

Runway 公式サイトはこちら

https://runwayml.com

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design-offset.com

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