Runwayは、Gen-4 References 画像生成に Layout Sketch 機能を追加した。
References 機能利用時に、参照する画像の構成やスケッチの作成を外部アプリなしで Runway 内で完結できるようになった。
Introducing Layout Sketch for Gen-4 References.
— Runway (@runwayml) May 29, 2025
Start from a blank canvas or draw on top of an existing image to add new elements and compositions.
Available now for all plans. pic.twitter.com/ZcpULvre4U
画像生成の画面に表示される sketch a scene または、ペンのアイコンをクリックすることで Layout Sketch 画面が現れる。

ブラシツールによるフリーハンドのスケッチや、四角, 三角, 丸などの基本形状の利用が可能。
必要最低限の機能に絞られた非常にシンプルなツールとなっている。

こちらが Layout Sketch の操作画面だ。
バウンディングボックスを使って画像構成を参照させる場合には、タグでそのオブジェクトを単語で指定すると良い。

構成を参照して生成したのが上の画像だ。
わざわざ他のペイントツールなどを開いて出力, 取り込む手間が省略されるので、気軽に利用できそうだ。
また、画像生成時に選択できる画像の最大解像度が 720p から 1080p に上がった。
どちらも消費するクレジット数は同じなので 1080p を選択することをおすすめする。
リリース時点では、モバイルアプリ版では Layout Sketch は未対応となっている。
Layout Sketch 機能はどのプランでも利用可能だ。
詳細情報
Runway Gen-4では、シーンをまたいで一貫性のあるキャラクター、ロケーション, オブジェクトなどを正確に生成できるのが大きな特徴だ。
Runway Gen-4 について詳しくは公式サイトにて確認されたい。

Runway 公式サイトはこちら
Runway 関連記事

Runway が Chat Mode をリリース 対話形式で生成が可能に
当記事は広告を含みます RunwayRunway は6月12日(木)、 Chat Mode (チャットモード) をリリースした。 対話形式によるAI画像, 動画生成が可能となった。Runwayは、新しく Chat Mode のベータ版を公開した。 Gen-4 を利用した画像, 動画生成のプロセスに対話形式での指示が出せるようになった。Runway上の動画の通り、チャットモードでは 画像生成, 動画生成, References の機能が一通り利用可能だ。...

Runway が AMC Networks とのパートナーシップを締結
当記事は広告を含みます RunwayRunway は6月4日(水)、 アメリカの AMC Networks とのパートナーシップ提携を発表した。 世界的にも有名な作品を輩出しているエンターテインメント会社だ。Runwayは、アメリカの国際的エンターテインメント会社 AMC Networks とのパートナーシップ提携を発表した。 AMC Networks のマーケティングおよびテレビ番組の開発プロセスに Runway のAIモデルとツールを導入するとしている。 RunwayAMC...

Runway Gen-4 References 機能がモバイルアプリに対応
当記事は広告を含みます RunwayRunway は5月23日(金)、Gen-4 References による画像生成機能がモバイル版アプリにも対応したことを発表した。Runwayは、画像生成において Gen-4 References がモバイルアプリでも利用可能となったことをX(旧 : Twitter)にて発表した。 スマートフォンで撮影した画像や、保存されている画像を参照画像として利用できるので、場所を選ばずその場でアイデアを形にできる。デスクトップ版と同様で、References...
この記事をシェア
あわせて読みたい

【2025年版】ElevanLabs の料金とおすすめプランについて解説
音声AIプラットフォーム ElevenLabs の料金プランについて説明しています。ElevenLabs には、Free, Starter, Creator, Pro の個人用プランと、Scale, Business, Enterprise のビジネス用プランがあります。

【2025年版】Higgsfield AI 各機能の消費クレジットについて解説
Higgsfield の各機能を利用する際に必要になるクレジット数について説明していきます。画像生成, 編集、動画生成、アバター生成など各機能でそれぞれクレジット数が設定されており、動画時間や利用するモデルなどによって異なります。

【2025年版】Higgsfield AI の料金プランについて解説
Higgsfield の料金プランについて説明していきます。無料プランの他に Baic, Pro, Ultimate の4種類があり、Pro 以上のプランでは、制限なく Higgsfield のすべての機能にアクセスできるようになります。

MeshyAI に Studio プラン登場 リリース記念で 50%OFF キャンペーン中
MeshyAI は6月23日(月)、 新しく Studio プランをリリースした。Studio プランは、スタジオやチームなど複数人での利用に最適なプランとなり、チーム内でのクレジット共有が行えるなどの特徴がある。個人で利用可能な最上位プランでもある。

ElevenLabs が Voice Design V3 をリリース 多彩な声のスタイルを生成
ElevenLabs は6月26日(木)、Voice Design v3 をリリースした。より感情豊かでリアルな音声を, 多彩なスタイルやバリエーションでプロンプトから再現できるようになった。Eleven v3 との互換性があり、多様なオーディオタグを用いた感情表現が可能。

Higgsfield Soul をリリース 画像生成AIモデルが登場
Higgsfield は6月25日(水)、新しく 画像生成AIモデル Soul をリリースした。Soul では、厳選された50種類以上のスタイルプリセットから選択でき、フォトリアルなファッションスナップのような画像生成が可能だ。

ElevenLabs がモバイルアプリをリリース iOS, Android ともに対応
ElevenLabs は6月25日(水)、iOS版, Android版 モバイルアプリをリリースした。最新モデル Eleven v3 もアプリ内で利用可能。データは、Webブラウザ版のアカウントと同期される。

ElevenLabs が 11ai をリリース AI音声会話アシスタント登場
ElevenLabs は6月23日(月)、AI音声アシスタント11ai をリリースした。質問に答えるだけのAIとは異なり、実際にタスクを実行できる「会話+行動力」を持つAI音声アシスタントだ。11ai はアルファ版提供の期間中は無料で利用可能で、日本語にも対応。
design-offset.com
新着記事
【2025年版】ElevanLabs の料金とおすすめプランについて解説
当記事は広告を含みます ElevenLabs音声AIプラットフォーム ElevenLabs の料金プランについて説明していきます。 また、利用スタイルにあわせたおすすめプランについても紹介していきます。CONTENTS ElevanLabs とは ElevanLabs の料金プラン 無料プランでできること 有料プランで使えるようになる機能 おすすめプラン まとめElevenLabs 公式サイトはこちら...
【2025年版】Creative Cloud Pro プランとは? アプリ一覧とできること, できないこと
当記事は広告を含みます AdobeAdobe の Creative Cloud Pro プランの概要や、プランに含まれるアプリ一覧などについて説明していきます。 また、Adobeで Creative Cloud Pro に含まれないものも紹介します。Creative Cloud Pro は、日本では2025年8月以降に購入可能なプランとなっています。 現在は Creative Cloud コンプリートプラン...
【2025年版】Creative Cloud Standard プランとは? アプリ一覧とできること, できないこと
当記事は広告を含みます AdobeAdobe の Creative Cloud Standard プランの概要や、プランに含まれるアプリ一覧などについて説明していきます。 また、Adobeで Creative Cloud Standard に含まれないものも紹介します。CONTENTS Creative Cloud Standard について Creative Cloud Standard アプリ一覧 Firefly は含まれる?...