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Creative Cloud

【2025年版】Creative Cloud Standard 法人, グループ版について解説

Adobe Creative Cloud Standard グループ版 (法人版) のプランと料金について説明していきます。

また、個人版での利用についても解説しています。

Last Updated on 09/08/2025
Categories : Plans

Creative Cloud Standard とは

Creative Cloud Standard は、Photoshop, Illustrator, Premiere Pro など Adobe Creative Cloud の20種類を超えるデスクトップ版アプリが利用できるプランです。

2025年7月に誕生した新しいプランになります。

Creative Cloud Standard 公式ページはこちら

https://www.adobe.com/creativecloud/standard.html

グループ版は、個人事業者, 小・中規模事業者を対象としたプランで、2 〜 50ライセンス程度までの規模向けのプランとなっています。

大規模事業者の場合

基本的に 50ライセンス以上の利用を想定する大規模事業者の場合は、エンタープライズ版が用意されているのでそちらの利用が推奨されています。

Adobe エンタープライズ版 の詳細, 問い合わせに関してはこちらから

Creative Cloud Standard グループ版 のプランと価格

残念ながら、 Adobe のグループ版プランで Creative Cloud Standard は提供されていません。

Creative Cloud Standard や、フォトプランなどの一部プランは個人版限定の提供であるため、法人, グループ版で利用するのであれば、Creative Cloud Pro を選択しましょう。

プラン名 価格 (1人当たり) 備考
Creative Cloud Pro ¥11,990/月(税込) 20種類以上のアプリ, Firefly 生成クレジット 4,000/月
Creative Cloud Pro Plus 非公開  Adobe Stock 画像素材 ダウンロード無制限

* 年間プラン, 月々払い利用の場合

Creative Cloud Pro Plus (旧 : Creative Cloud – Pro エディション) は Pro プランの内容に加えて、Adobe Stock の画像, イラスト, ベクター, テンプレート などの通常アセットを無制限に利用できる、法人版限定のプランです。

Pro Plus プランを利用する場合は、Adobe への問い合わせが必要になります。

Creative Cloud Pro 14日間無料体験

Creative Cloud Pro プランを利用する場合は、14日間の無料体験が利用可能です。

Adobe

上図のように、プラン利用開始後も14日間までは解約しても解約金は発生せず全額返金されるので、実質28日間は無料で Creative Cloud Pro を利用できることになります。

法人版, グループ版の特徴とメリット

グループ版は個人版のすべての機能を含んでおり、更に以下のような特徴やメリットがあります。

ストレージ容量が個人版の10倍

グループ版は 1ライセンス当たり 1TBのクラウドストレージが割り当てられます。

これは個人版のストレージ容量の 10倍になります。

また、クラウドにデータを保存しておくことで180日間のバージョン履歴を利用することも可能です。

グループ用機能の利用

ライセンスの割り当て, 管理などを一元化できる Admin Console、グループ内でデータを共有できるチームライブラリなどが利用可能です。

ボリュームディスカウントの適用

グループ版の購入ライセンスが 10を超える場合、購入数に応じたボリュームディスカウントを受けられます。

Web上からのプラン申し込みではディスカウントが適用されないため、電話にて直接問い合わせる必要があります。

Adobe グループ版の問い合わせはこちらから

個人版プランの利用について

Creative Cloud Standard プランを利用したい場合、個人での契約であれば法人クレジットカードを用いた場合でも契約することはできます。

ですが、以下の点に注意しましょう。 

名義変更が不可

個人版プランは利用者の変更ができないので、利用者が変更になる場合、契約のし直しが必要になります。

法人, グループ版であれば、前述の Admin Console を利用することによりライセンスの付け替えが可能となっています。

制作物は個人の所有となる

個人版で作られた制作物・コンテンツは契約する個人に帰属するものとなり、法人クレジットカードが利用されていた場合でも、法人の所有にはなりません。

コンテンツやデータを法人の所有とする場合には、グループ版の利用が必要となります。

上記を理解した上で会社が個人版の利用を許諾するかなど、確認が必要となるでしょう。

契約に関して詳しくは、 アドビ基本利用条件を確認ください。

まとめ

Creative Cloud Standard 法人, グループ版 についてと、個人版の利用について説明してきました。

Creative Cloud Standard は個人版のみ利用可能で、グループ版では提供されていないため、Creative Cloud Pro の利用をおすすめします。

Adobe Creative Cloud グループ版 公式ページはこちら

https://www.adobe.com/jp/creativecloud/business/teams.html

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