当記事は広告を含みます

Runway

Runway Aleph がリリース 動画をテキストから直接編集が可能に

Publish Date on 07/26/2025

Runway は7月25日(金)、 新しいインコンテキスト動画モデル Runway Aleph をリリースした。

動画を直接編集できる機能が実装された。

Categories : Runway | NEWS

Runwayは、新しい インコンテクスト動画モデル Runway Aleph をリリースした。

Runway Aleph では、動画に対して、オブジェクトの追加, 削除, 変形、別角度のシーン生成、スタイルやライティングの変更など、テキストプロンプトからさまざまな編集を行うことができる。

公式の Runway Aleph プロモーション動画がこちら。

Runway Aleph は、いわゆる 動画から動画 (video-to-video, v2v) 編集を可能にするモデルとなっている。

元の動画の構成を残したまま一部分だけに変更を加えたり、全体の雰囲気をガラッと変えることもできる。

活用方法は様々で、実際の Runway Aleph の適用例をいくつか以下に紹介していく。

オブジェクトを追加

Runway

Runway

テキストプロンプトは、”Add fireworks” のみ。

映像を把握し、背景に花火が打ち上がるシーンが生成されている。 

オブジェクトを変化

Runway

Runway

テキストプロンプトは、”Change the material of the ball to lava” 。

ボールの素材を溶岩に変化させたり、オブジェクト自体を全く別のものに変えたりすることができる。 

オブジェクトを削除

Runway

Runway

テキストプロンプトは、”Remove the reflection in the mirror” 。

鏡やガラスの写り込みなど、不要なオブジェクトを簡単に消去することができる。 

シーンの変更

Runway

Runway

テキストプロンプトは、”Add rain.”。

動画のシーン全体の雰囲気やライティングなどに変更を加えることができる。

上記で紹介したもの以外にも 別角度からのシーンの生成、スタイル参照、グリーンバック生成など幅広い使い道がある。

Gen-4 References 画像生成 のように、自然言語で指示を出すことができるため、より直感的に編集ができるだろう。

映像制作のワークフローがより簡略化されるかもしれない。 

 

リリース発表時点で Runway Aleph の展開を初めており、数日中には全ユーザーが利用できるようになるとのことだ。

< 7.31.2025追記 >

全有料サブスクリプションプランユーザーに対して Runway Aleph へのアクセスを提供開始した。

詳細情報

Runwayが先日発表した次世代型AIモデル Gen-4では、シーンをまたいで一貫性のあるキャラクター、ロケーション, オブジェクトなどを正確に生成できるのが大きな特徴だ。

Runway Gen-4について詳しくは公式サイトにて確認しよう。

Runway 公式サイトはこちら

https://runwayml.com

Last Updated on 07/31/2025

Runway 関連記事

Runway が Act-Two をリリース モーションキャプチャモデルがアップデート

Runway が Act-Two をリリース モーションキャプチャモデルがアップデート

当記事は広告を含みます RunwayRunway は7月16日(水)、 新しいモーションキャプチャモデル Act-Two をリリースした。 Act-One からのメジャーアップデートとなる。Runwayは、モーションキャプチャモデル Act-Two をリリースした。 Act-Two では、頭部, 顔, 体, 手 などのトラッキングが可能で、前モデル Act-One からクオリティが向上した大幅アップデートとなる。 Runway 公式の Act-Two...

【2025年版】Runway は無料で使える? できることやクレジットについて

【2025年版】Runway は無料で使える? できることやクレジットについて

当記事は広告を含みます RunwayRunway の無料プランでできることやクレジットについて説明します。 無料でも一部機能が使えますが、有料のサブスクリプションプランの利用が基本です。CONTENTS Runway とは Runway 無料プランについて Unlimited プランがおすすめ まとめRunway 公式サイトはこちら https://runwayml.comこの記事をシェアRunway とはRunway は、画像,...

Runway が Chat Mode をリリース 対話形式で生成が可能に

Runway が Chat Mode をリリース 対話形式で生成が可能に

当記事は広告を含みます RunwayRunway は6月12日(木)、 Chat Mode (チャットモード) をリリースした。 対話形式によるAI画像, 動画生成が可能となった。Runwayは、新しく Chat Mode のベータ版を公開した。 Gen-4 を利用した画像, 動画生成のプロセスに対話形式での指示が出せるようになった。Runway上の動画の通り、チャットモードでは 画像生成, 動画生成, References の機能が一通り利用可能だ。...

この記事をシェア

あわせて読みたい

Runway が AMC Networks とのパートナーシップを締結

Runway が AMC Networks とのパートナーシップを締結

Runway は6月4日(水)、 アメリカの AMC Networks とのパートナーシップ提携を発表した。AMC Networks のマーケティングおよびテレビ番組の開発プロセスに Runway のAIモデルとツールを導入するとしている。

Runway Gen-4 References に Layout Sketch を追加

Runway Gen-4 References に Layout Sketch を追加

Runway は5月29日(木)、Gen-4 References 画像生成に新しく Layout Sketch 機能を追加したことを発表した。ブラシツールによるフリーハンドのスケッチや、四角, 三角, 丸などの基本形状の利用が可能。

Runway Gen-4 References 機能がモバイルアプリに対応

Runway Gen-4 References 機能がモバイルアプリに対応

Runway は5月23日(金)、Gen-4 References 画像生成機能がモバイル版アプリにも対応したことを発表した。スマートフォンで撮影した画像や、保存されている画像を参照画像として利用でき、場所を選ばずその場でアイデアを形にできる。無料ユーザーでも Gen-4 References をお試しで利用できる。

design-offset.com

新着記事

Adobe Acrobat Studio を発表 AIエージェント搭載のPDF編集プラットフォーム

当記事は広告を含みます AcrobatAdobe は 8月19日(火)、新プラットフォーム Acrobat Studio を発表した。 まずは英語圏での提供が開始されている。Adobe は Acrobat Studio を発表した。 Acrobat Studio は、Adobe Acrobat, Adobe Express, エージェント型 AI アシスタント を1つのプラットフォームに統合した、新しい資料制作, 編集ツールとなる。AdobeAcrobat Studio...

Premiere Pro v25.5 アップデート 90種類以上のエフェクト, トランジション, アニメーションが追加

当記事は広告を含みます Premiere ProAdobe は 9月9日(木)、Premiere Pro v25.5 アップデートを発表した。 トランジションなどエフェクトライブラリが強化される。Adobe は Premiere Pro v25.5 アップデートのリリースを発表した。 90種類以上のエフェクト, トランジション, アニメーションが Premiere Pro に追加され、オーディオ編集、タイムライン再生の改良などを含む大きなアップデートとなっている。 v25.5...

【2025年版】Adobe フォトプラン 法人, グループ版 について解説

当記事は広告を含みます Photography PlanAdobe Creative Cloud フォトプラン グループ版 (法人版) について説明していきます。 また、個人版での利用についても解説しています。CONTENTS フォトプラン とは フォトプラン グループ版 のプランと価格 法人版, グループ版の特徴とメリット 個人版プランの利用について まとめCretive Cloud グループ版 公式ページはこちら...