3月25日に公開された、OpenAIの新たな画像生成AIモデル ChatGPT 4o Image Generatorが好評だ。
しかし現在、無料ユーザーへの画像生成機能を一時的に見合わせている。
これは、GPT 4oの画像生成機能の公開後、想定を上回り画像生成の利用が急増したためである。
OpenAIのSEO Sam AltmanのXでのポストがこちら。
it's super fun seeing people love images in chatgpt.
— Sam Altman (@sama) March 27, 2025
but our GPUs are melting.
we are going to temporarily introduce some rate limits while we work on making it more efficient. hopefully won't be long!
chatgpt free tier will get 3 generations per day soon.
“みんながChatGPTでの画像生成を楽しんでくれて嬉しいよ。
でも、GPUが溶けてしまっている程だ。
画像生成の効率化を進めるうちは生成のレート制限を一時的に設けることにしました、でもそんなに時間はかからないだろう。
ChatGPTの無料ユーザーは近いうちに1日3枚の画像生成ができるようになるよ。”
とのこと。
GPT 4oの画像生成が爆発的に人気となったのは、SNSで特定のアニメ風の画像が精度高く作れることが大きく話題になったことも大きい。
様々なアカウントでミーム画像をジブリ化した画像(Ghiblify)などが生成されている。
It's been 24 hours since OpenAI unexpectedly shook the AI image world with 4o image generation.
— Barsee 🐶 (@heyBarsee) March 26, 2025
Here are the 14 most mindblowing examples so far (100% AI-generated):
1. Studio ghibli style memespic.twitter.com/E38mBnPnQh
Sam Altmanのアイコンもジブリ風のイラストに設定されている。
他にも、ドラゴンボール風やワンピース風など様々なスタイルのアニメ調の生成がシェアされているのが散見される。
今回ジブリ風の画像生成が大きな話題にはなったが、GPT 4oは他にも多方面に進化しており、より自分の想像した仕上がりと近いものが生成できるようになっている。
GPT 4oでの画像生成を試してみたいのであれば、有料プランの利用がおすすめだ。
詳細情報
ChatGPT 4o Image Generation
対象 : ChatGPT Plus, Pro, Teamプラン利用者 及び 無料ユーザー
ChatGPT 4oによる画像生成は、OpenAIのアカウントを持っているユーザーなら誰でも利用できるようになる。

OpenAI公式サイトはこちら
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