Google の映像編集ツール Flow の2025年11月アップデートを紹介。
動画生成後のカメラアングル, モーションの調整に対応し再生成が可能となったり、Nano Banana Pro に対応した。

11.21.2025 アップデート
Nano Banana Pro 画像生成, 編集に対応
Gemini 3 Pro 画像生成モデル (通称: Nano Banana Pro) が Flow にも対応。
有料プラン利用者であれば Nano Banana Pro モデルを利用した画像生成, 編集が可能となっている。
* 生成リクエストが多い場合、1日の生成が一定数以上となった場合に Nano Banana (標準)モデルへ切り替わる可能性あり

2K, 4K 解像度での画像生成は今後対応していく予定とされている。
11.11.2025 アップデート
プロンプトボックスから画像生成が可能に
画像生成機能がホームのプロンプトボックスから利用できるようにアップデートされた。
画像生成モデルは Nano Banana, Imagen 4 の 2種類から選択することが可能で、画像の生成ではクレジットの消費は 0 となっている。

生成した画像から動画生成する場合は、画像をホバーした際に表示される Add to Prompt ボタンを選択しよう。
また、生成した画像は履歴を残すことができるようになった。画面左上のタブから生成した画像, 動画の切り替えが可能となっている。
11.4.2025 アップデート
カメラアングル・コントロールに対応
生成された動画に対してカメラアングルやカメラ操作などの調整が可能となる編集, 再生成機能が新しく追加された。
元の動画の構成は維持したままカメラコントロールのみ変更することができ、同一シーンを別角度から再生成できる。
カメラ調整機能の使い方はこちら;
生成した動画の編集アイコンからアクセス可能で、プロンプトの入力は不要のプリセットスタイルとなっている。
実際に動画のカメラを調整して生成した例がこちら。
オリジナル動画
Camera Position : 動画の撮影アングルを変更 (Move Up)
Camera Motion : 動画のカメラ操作(動き)を変更 (Orbit Right)
リリース時点では Google AI Ultra プランユーザーのみがアクセス可能な機能で、試験的に運用されている段階だ。
動画によってはノイズや乱れが発生する場合があり、オリジナル動画はカメラの動きがないもので良好なパフォーマンスが確認されている。
11月4日(水)より 2週間程度の期間、カメラコントロールによる動画生成に消費するクレジットは 0 となっている。
Ingredients to Video がプロンプトエキスパンダーに対応
プロンプトエキスパンダーはプロンプトをより詳細に記述してくれる機能で、プロンプトボックスの右下に表示されている Expand ボタンから利用できる。
Ingredients to Video でも Expand 機能に対応した。

10月に行われたアップデートでは、生成された動画に対して要素を追加できるようになるなど、Flow では動画編集機能の充実が図られている。
詳細情報
Flow は Google が提供する生成AI映像編集ツールだ。
Google の最新動画生成AIモデル Veo 3.1 を用いた動画生成や編集が可能となっている。

Flow 公式ページはこちら
Tags : Flow Generative AI Google v2v Video Model
編集記録
3/29 : AIFF作品提出締切り日を4月6日から4月13日に再延長したことを反映
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