Adobe は、Firefly 動画エディター を発表した。
Firefly 動画エディター は Webブラウザ上で利用できる動画編集ツールで、Firefly で生成した動画などを組み合わせて長時間の動画作品に仕上げることができる。

Adobe
Adobe MAX 2025 にて発表され、動画エディターには Firefly 動画を編集(Beta) からアクセスできる。
当初はクローズドベータ版として提供されていたが、11月20日(木) 頃から一般ユーザーもアクセスできるようになった。
日本語にも対応している。

Firefly 動画エディター では、Premiere Pro のようにマルチタイムラインシーケンサーを用いた動画編集作業が可能。
テキストの追加やクリップのカット編集, トリミング, 並び替え, サウンド調整など基本的な動画編集機能が一通り揃っている。
エディター内で Firefly モデルを用いた動画生成も可能だ。
任意のフレームを指定して動画生成の開始・終了フレームに設定できるので、生成秒数を超えた映像作品の制作ができるようになった。
リリース時点では、動画エディターで選択できるモデルは Firefly のみとなっている。
また、自動で動画の文字起こし (トランスクリプト) をすることも可能。文章を消去すると該当する時間のクリップのみを消去できるなどの機能も有しているようだ。
編集した動画は最大4Kでの出力が可能となっている。
12月1日(土) PST までの期間限定で、Firefly Image 5 や Nano Banana などパートナーモデルを含む画像生成が無制限で利用可能なキャンペーンを開催中。
Firefly Video モデルによる動画生成も無制限で利用可能なので、動画エディターを試す良い機会となりそうだ。
キャンペーン対象者は Creative Cloud Pro または Firefly プランの利用者となっている。
モバイル版の動画編集に関しては、9月末に Premiere Pro iPhone版がリリースされているので併せてチェックしてみると良いだろう。
詳細情報
Adobe Firefly は Webブラウザ版での機能が充実している。
テキストから画像, ベクター, 動画の生成、画像から動画の生成、音声の翻訳など生成AIを利用したさまざまな機能が利用できる。

Adobe Firefly 公式ページはこちら
Tags : Adobe Firefly Generative AI
編集記録
3/29 : AIFF作品提出締切り日を4月6日から4月13日に再延長したことを反映
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