Runwayは、新しい インコンテクスト動画モデル Runway Aleph をリリースした。
Runway Aleph では、動画に対して、オブジェクトの追加, 削除, 変形、別角度のシーン生成、スタイルやライティングの変更など、テキストプロンプトからさまざまな編集を行うことができる。
公式の Runway Aleph プロモーション動画がこちら。
Runway Aleph は、いわゆる 動画から動画 (video-to-video, v2v) 編集を可能にするモデルとなっている。
元の動画の構成を残したまま一部分だけに変更を加えたり、全体の雰囲気をガラッと変えることもできる。
活用方法は様々で、実際の Runway Aleph の適用例をいくつか以下に紹介していく。
オブジェクトを追加
Runway
Runway
テキストプロンプトは、”Add fireworks” のみ。
映像を把握し、背景に花火が打ち上がるシーンが生成されている。
オブジェクトを変化
Runway
Runway
テキストプロンプトは、”Change the material of the ball to lava” 。
ボールの素材を溶岩に変化させたり、オブジェクト自体を全く別のものに変えたりすることができる。
オブジェクトを削除
Runway
Runway
テキストプロンプトは、”Remove the reflection in the mirror” 。
鏡やガラスの写り込みなど、不要なオブジェクトを簡単に消去することができる。
シーンの変更
Runway
Runway
テキストプロンプトは、”Add rain.”。
動画のシーン全体の雰囲気やライティングなどに変更を加えることができる。
上記で紹介したもの以外にも 別角度からのシーンの生成、スタイル参照、グリーンバック生成など幅広い使い道がある。
Gen-4 References 画像生成 のように、自然言語で指示を出すことができるため、より直感的に編集ができるだろう。
映像制作のワークフローがより簡略化されるかもしれない。
リリース発表時点で Runway Aleph の展開を初めており、数日中には全ユーザーが利用できるようになるとのことだ。
< 7.31.2025追記 >
全有料サブスクリプションプランユーザーに対して Runway Aleph へのアクセスを提供開始した。
詳細情報
Runwayが先日発表した次世代型AIモデル Gen-4では、シーンをまたいで一貫性のあるキャラクター、ロケーション, オブジェクトなどを正確に生成できるのが大きな特徴だ。
Runway Gen-4について詳しくは公式サイトにて確認しよう。

Runway 公式サイトはこちら
Tags : Generative AI Runway v2v Video Model
編集記録
7/18 : 有料プランユーザーへのロールアウト開始
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