Google は、AI映像作品制作ツール Flow のアップデートを公開した。
2025年7月1日 アップデートには、Veo 3 の画像から動画 においての音声生成対応、画像から動画生成に Veo 3 – Fast モデルが対応 などが含まれる。
アップデート内容を簡単に説明していく。
Veo 3 画像から動画 音声生成に対応
Flow で Veo 3 モデルを用いた Frames to Video (画像から動画) 機能利用時に、音声を付けられるようになった。
自分で用意した任意のキャラクターを Veo 3 を利用して喋らせることができる。
音声はベータ版機能のため、常に安定して音声が生成される状態ではないことを理解しておおこう。
Frames to Video に Veo 3 – Fast が対応
高速モデル Veo 3 – Fast が Frames to Video (画像から動画) で利用できるようになった。
Veo 3 モデルの 1/5 のコストで利用できるので、クレジット消費数を抑えて多くの動画を生成することができるようになった。
Pro プランユーザーもトップアップが可能に * 日本は対象外
Proプラン利用者も、クレジットを使い切った場合に追加でクレジットを購入できるようになった。
追加購入できるクレジットは 3種類 用意されている。
• 2,000クレジット – $25
• 5,000クレジット – $50
• 20,000クレジット – $250
Proプランと Ultraプランの価格差が大きすぎるとの、ユーザーの声を反映した形だ。
日本のみ、クレジットのトップアップ対象外となっている。
その他アップデート
• Veo 3 音声対応範囲の拡大
• Veo 3 不要な字幕の削減
• バグ修正と遅延問題の改善
Flow の利用には、Google AI Pro, Google AI Ultra どちらかのプラン利用が必要となっている。
気になる方は利用してみよう。
詳細情報
Flow は Google が提供する、動画生成AIモデル Veo シリーズ用に最適化された映像編集ツールだ。
Google AI Ultra プラン利用者は、登場人物に一貫性を持たせた編集が可能な Ingredients to Video 機能が利用できるようになっている。

Flow 公式ページはこちら
Google 関連記事

Google DeepMind が Genie 3 を発表 インタラクティブなワールドモデル
当記事は広告を含みます GoogleGoogle DeepMind は 8月5日(火)、新しいワールドモデル Genie 3 を発表した。 インタラクティブな汎用ワールドモデルだ。Google DeepMind は、 ワールドモデル Genie のメジャーアップデートを発表した。 最新のモデル Genie 3 では、テキストプロンプトにより生成される 3D の世界を、ユーザーがキー入力などの操作でリアルタイムにインタラクトすることができる。 公式の YouTube...

Google Gemini, Veo 3 の 画像から動画 生成機能が利用可能に
当記事は広告を含みます GeminiGoogle は 7月11日(金)、対話型生成AIアシスタント Gemini にて Veo 3 モデルの機能をアップデートしたことを発表した。 写真から動画 (image-to-video) 機能を利用できるようになった。Google Gemini にて、 Veo 3 を用いた動画生成にアップデートが入った。 動画生成AIモデル Veo 3 の、画像から動画 (image-to-video, i2v) 機能が Gemini...

Google Veo 3 動画生成AIモデルが使えるプラットフォーム 5選
当記事は広告を含みます Veo 3Google の最新動画生成AIモデル Veo 3 が利用できるプラットフォームを紹介していきます。 各社プラン料金や必要クレジット数も異なるので、併せて説明しています。CONTENTS Veo 3 について Veo 3 が使えるプラットフォーム 5選 1. Gemini, Flow 2. Adobe Firefly 3. Freepik 4. Leonardo.ai 5. fal まとめFlow...
この記事をシェア
あわせて読みたい

MeshyAI が Meshy 5 をリリース Proプラン 50%OFFキャンペーンも
MeshyAI は8月8日(金)、 新しい 3D生成AIモデル Meshy 5 をリリースした。3月にプレビュー版として提供されていた Meshy 5 Preview からのメジャーアップデートとなっている。

Grok Imagine が登場 画像, 音声付き動画生成機能が実装 Spicyモードも
xAI は 8月5日(火)、Grok に新しく Grok Image を実装しユーザーへの展開を開始した。画像, 動画生成に対応し、高速生成や Spicy モードでの生成が大きな特徴。

Higgsfield が Upscale を実装 Topaz Labs によるアップスケーラー 画像, 動画に対応
Higgsfield は 8月5日(火)、Upscale を実装した。Upscale は、AI により画像, 動画を高解像度化するもので Topaz Labs による技術を採用している。画像は最大16倍, 動画 は最大 8K までのアップスケールに対応。

Google DeepMind が Genie 3 を発表 インタラクティブなワールドモデル
Google DeepMind は 8月5日(火)、新しいワールドモデル Genie 3 を発表した。テキストプロンプトにより生成される 3D の世界を数分間にわたり、ユーザーがキー入力などの操作でリアルタイムにインタラクトすることができる。

ElevenLabs が Eleven Music をリリース テキストから音楽生成が可能に
ElevenLabs は 8月5日(火)、新しい音楽モデル Eleven Music をリリースした。自然言語によるテキストプロンプトから AI により様々なジャンルの楽曲を生成できる新しい生成モデルだ。日本語を含む多言語での歌詞付き楽曲生成にも対応。

Ideogram Character をリリース 1枚の画像から一貫性のあるキャラクター作成
Ideogram は7月29日(火)、新機能 Ideogram Character をリリースした。人間, 動物など特定の被写体の写真1枚から、一貫性のあるキャラクターの様々なバリエーション画像を生成できるモデルとなる。

Luma AI が Modify with Instructions をリリース 自然言語で動画を編集
Luma AI は7月30日(水)、新機能 Modify with Instruction をリリースした。動画から動画 (video-to-video, v2v) 編集機能で、自然言語によるプロンプトでオブジェクトの追加, 削除、VFXの追加、シーンの変更などがより直感的にできるようになった。

Runway Aleph がリリース 動画をテキストから直接編集が可能に
Runway は7月25日(金)、 新しいインコンテキスト動画モデル Runway Aleph をリリースした。動画から動画 (video-to-video, v2v) 編集を可能にするモデルで、元の動画の構成を残したまま一部分だけに変更を加えたり、全体の雰囲気をガラッと変えることもできる。
design-offset.com
新着記事
【2025年版】Adobe Stock の 1点単品購入はできる? について解説
当記事は広告を含みます Adobe StockAdobe Stock では 1点のみの単品購入ができるのかについて説明しています。 また、購入点数が少ない方向けのおすすめプランもあわせて紹介します。CONTENTS Adobe Stock について Adobe Stock の 1点購入について 通常ライセンス素材に関して 1. クレジットパックの購入 2. 月々プランの利用 まとめAdobe Stock 公式サイトはこちら...
【2025年版】Adobe 法人, グループ版 を安く利用する方法について解説
当記事は広告を含みます AdobeAdobe のグループ版 (法人版) プランを安く利用する方法について説明していきます。 グループ版限定のオプションなどが提供されています。CONTENTS Adobe 法人, グループ版について 安く利用する方法について 1. Adobe セール 2. 年間一括払い 3. ボリュームディスカウント 4. Creative Cloud Pro Plus まとめAdobe Creative Cloud...
【2025年版】Adobe 法人, グループ版 プラン一覧と料金についてまとめ
当記事は広告を含みます AdobeAdobe のグループ版 (法人版) プラン一覧とそれぞれの料金について説明していきます。 様々なデザインツールが展開されているため、プランも様々なものが用意されています。CONTENTS Adobe 法人, グループ版について Adobe のプラン体系 1. Creative Cloud プラン 2. Firefly プラン 3. Substance 3D プラン 4. Adobe Stock プラン...