Adobeは 6月17日 Lightroom v8.4 アップデートをリリースした。
アップデートには、気になる箇所の削除 機能の追加, AI 編集ステータスボタンの追加, PNG出力に対応 などが含まれる。
アップデートの概要について簡単に説明する。
気になる箇所の削除
削除ツールに、気になる箇所の削除 2項目が追加され、AIを活用した自動検出機能による編集ができるようになった。

Adobe
反射の削除
Adobe Camera Raw に実装されていた、窓の反射を削除機能が Lightroom でも利用可能になった。
AIを活用してガラスの不要な反射を検出し削除する機能で、スライダーを調整することで反射の要素を残すことも可能となっている。
人の削除
被写体以外に写り込んでいる人を自動で検出して削除できるようになった。
削除された部分の背景はAIにより補完され、3種類のバリエーションが作成されるので好みのものを選択できる。
対象アプリ : デスクトップ版 Lightroom, Lightroom Classic
AI編集の設定と更新の表示
画面右側のメニューバーに AI 編集ステータスボタンが追加された。
写真に AI を利用した編集設定がある場合、AI 編集ステータスボタンが選択できるようになる。

Adobe
別の編集などにより AI 編集が無効化された場合、アイコンが黄色に変わり、一部の編集を更新する必要があることが示される。
近日追加予定の新機能
写真を、AIを活用してフィルタリングする新ツールが近日中に実装予定であることが発表された。
こちらが新機能の Sneak Peek 動画だ。
Adobe
被写体検出, 目の焦点検出, 目閉じ検出など、自動検出できる AI フィルターが追加される。
AI を活用したオプションにより、不要な画像の整理や似たような画像をグループ化することができ、素早く編集作業へ移行できるようになる。
Lightroom, Lightroom Classic に追加される予定となっている。
他にも今回のアップデートには、Lightroom デスクトップ版でPNG出力に対応 なども含まれている。
今回のアップデートに関する詳細な Adobe 公式による情報はこちら。
詳細情報
Lightroom v8.4 アップデートはすでに配布されており、利用可能だ。

Lightroom 公式ページはこちら
Tags : Adobe Creative Cloud Lightroom
編集記録
3/29 : AIFF作品提出締切り日を4月6日から4月13日に再延長したことを反映
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