Runwayは、新しく Gen-4 References 機能を実装したことを発表した。
References (リファレンス)機能を使うことで、同じ登場人物や背景などのシーンをあらゆる場面, スタイルで登場させることができるようになり、一貫性のある動画生成が可能になる。
YouTubeでの Runway 公式の References リリース動画がこちら。
使い方としては、References 機能を利用して参照する登場人物やシーンを組み合わせた画像を生成。
画像からプロンプトで指定して動画にする、という流れになる。
日本語での入力にも対応している。
参照する画像は最大3枚追加することができる。
画像はタグ付けしてライブラリに保存することが可能で、プロンプト内に @ でいつでも簡単に呼び出すことが可能だ。
参照として使う画像のあらゆる部分を抽出することができ、ライティング, カラーグレーディング, 構成, ポーズ など使い方は幅広い。
リリース時点では References 機能は基本的に、登場人物やシーン(ロケーション)に対して有効だが、順次オブジェクトやスタイルなどに対応していくとのことだ。
<追記>
5月10日に Gen-4 References にアップデートが入り、参照する画像でシーンの構成などを指定できるようになった。
This update brings a completely new set of creative capabilities and improvements to References. An interesting emergent property is the ability of the model to precisely place objects in your scene using a layout you can provide.
— Cristóbal Valenzuela (@c_valenzuelab) May 9, 2025
If you find new use cases, please share them. https://t.co/uhEJOYQM0s pic.twitter.com/zC34MoB203
上記のポスト(2枚目)の様に、参照する画像に、画像内のオブジェクト配置を決めた大まかな構成を表現した画像を利用するだけで、指示に沿った画像(1枚目)を生成できるようになっている。
References 実例紹介などはこちら
Gen-4 References 機能は、無料・有料プランユーザーどちらでも利用可能だ。
詳細情報
Runwayが先日発表した最新のAI動画生成モデル Gen-4では、シーンをまたいで一貫性のあるキャラクター、ロケーション, オブジェクトなどを正確に生成できるのが大きな特徴だ。
Runway Gen-4について詳しくは公式サイトにて確認されたい。
Runway 公式サイトはこちら
編集記録
5/8 : Gen-4 References が無料ユーザーにも開放
5/10 : Gen-4 References アップデート 構成参照
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