Adobe は Firefly 動画生成のパートナーモデルに新しく RAY 3 を追加した。
RAY 3 は、Luma AI による新しい動画生成AIモデルで、プロンプトの意図を理解した推論と思考による生成が可能で、HDR に対応している。
リリースと同時に Adobe Firefly にも実装された。

Adobe
RAY 3 は前モデルと比較して大幅に性能が向上しており、映画のような高品質な動画の生成が可能。
世界初の 16bit HDR (High Dynamic Range) に対応した動画生成AIモデルで、幅広い色調やグラデーション, コントラストの表現が可能なプロ仕様となっている。
Adobe Firefly では、RAY 3, RAY 3 HDR の2種類のモデルが追加された (Firefly ボードは RAY 3 のみ)。
動画時間は5秒で固定。
RAY 3 では最大 1080p, RAY 3 HDR では最大 720p の生成が可能。
<2025.9.25 追記>
Firefly 動画生成にて Ray 3 モデル 10秒, 最大2160p (4K) の動画生成に対応。
RAY 3 はネイティブで HDR 対応のためどちらを選択しても問題ないと思われるが、より高品質な映像を要求する場合は RAY 3 HDR モデルを選択すると良いだろう。
動画のアスペクト比が 21:9 (ウルトラワイド) などに設定できるなど、他のモデルにはない特徴がある。
Adobe
RAY 3 モデルは、Firefly 動画生成 (Webブラウザ版, モバイルアプリ版), Firefly ボード にて利用可能となっている。
10月1日(水)までの期間限定で、Firefly 有料プランユーザーであれば無制限 (クレジット消費なし)で RAY 3 モデルが利用可能なキャンペーンを行なっている。(終了しました)
720p, 1回の生成に 500クレジット(100/秒)を消費する。
Firefly 動画生成 では最大4K, 10秒の生成が可能。
モデルの使用には Firefly プラン、または Creative Cloud Pro プランの利用が必要となる。
この機会に 新しいモデルを試してみてはいかがだろうか。
詳細情報
Adobe Firefly は Webブラウザ版での機能が充実している。
テキストから画像, ベクター, 動画の生成、画像から動画の生成、音声の翻訳など生成AIを利用したさまざまな機能が利用できる。

Adobe Firefly 公式ページはこちら
編集記録
3/29 : AIFF作品提出締切り日を4月6日から4月13日に再延長したことを反映
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