Adobe は Firefly 画像生成のパートナーモデルに新しく Gemini 2.5 Flash を追加した。
Gemini 2.5 Flash (通称 : Nano Banana) は、Google DeepMind による新しいAI画像編集モデルで、一貫性のある画像編集, 生成が可能となっている。
Google のリリースと同時に Adobe Firefly にも実装された。

Adobe
Google にはすでに画像生成AIモデル Imagen 4 があるが、Gemini 2.5 Flash は画像編集機能に重点を置いたモデルとなっている(画像生成自体も可能)。
Firefly パートナーモデルで同様の画像編集機能を持ったモデルとしては、ChatGPT 画像生成, Flux.1 Kontext シリーズなどがあるので比べてみるのも良いだろう。
上の動画のように、プロンプトで画像の一部分のみに変更を加えたり、背景やシーンを大きく変更することもできる。
人物などの被写体の持つ特徴は保持したまま、あらゆるシチュエーションの生成が可能だ。

Adobe
Gemini 2.5 Flash モデルは、Firefly 画像生成 (Webブラウザ版, モバイルアプリ版), Firefly ボード, Adobe Express にて利用可能となっている。
9月1日までの期間限定で、無料ユーザーでも最大 20回まで、Firefly 有料プランユーザーであれば無制限 (クレジット消費なし)で Gemini 2.5 Flash モデルが利用可能なキャンペーンを行なっている。(キャンペーンは終了しました)
Gemini 2.5 Flash (Nano Banana) は、1回の生成で 20クレジットを消費する。
モデルの使用には Firefly プラン、または Creative Cloud Pro プランの利用が必要となる。
この機会に 新しいモデルを試してみてはいかがだろうか。
<2025.9.26 追記>
Photoshop (Beta) に Nano Banana が実装され、生成塗りつぶし機能利用時にモデルを選択して編集できるようになった。
詳細情報
Adobe Firefly は Webブラウザ版での機能が充実している。
テキストから画像, ベクター, 動画の生成、画像から動画の生成、音声の翻訳など生成AIを利用したさまざまな機能が利用できる。

Adobe Firefly 公式ページはこちら
Tags : Adobe Firefly Generative AI
編集記録
3/29 : AIFF作品提出締切り日を4月6日から4月13日に再延長したことを反映
Firefly 関連記事

12/03/2025

11/21/2025

11/04/2025
この記事をシェア








