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Photoshop

【2025年版】iPad版Photoshopで できること, できないこと 8選 使い方と機能を紹介

Adobeの iPad版 Photoshop(フォトショップ)について、「できること」や「できないこと」のデスクトップ版との違いを説明していきます。

これから始めたい方や初心者の方々の参考になればと思います。

Last Updated on 06/09/2025
Categories : Photoshop

iPad版 Photoshopとは

画像編集ソフトの決定版ともいえるPhotoshopがiPadアプリとしても利用できます。

レイヤーの扱いや操作感などはデスクトップ版Photoshopと同じで、psdデータで編集するためデスクトップ版とスムーズに連携して作業可能です。

iPad版Photoshop 公式ページはこちら

https://www.adobe.com/jp/products/photoshop/app.html

機能は豊富にありますが、デスクトップ版の機能が全て利用できるわけではありません。

iPad版Photoshopで できること, できないことを項目別に紹介していきます。

iPad版Photoshopで できること

iPad版Photoshopでできること、使える機能について紹介していきます。

1. レイヤーマスク

2. オブジェクト選択ツール

3. 境界線調整ブラシ

4. Firefly 生成塗りつぶし

5. カスタムブラシ

デスクトップ版で必要になる基本機能は、iPad版Photoshopでもしっかり移植されているという感じです。

それぞれの項目について説明していきます。

1. レイヤーマスク

デスクトップ版でも重要なPhotoshopの基本機能、レイヤーマスクはiPad版でも使えます。

画像の一部を非破壊で、表示・非表示部分の調整ができるので、画像を切り抜いたりする際によく使う機能です。

2. オブジェクト選択ツール

指定する範囲を囲むだけで、AIが判定して人や動物, 物などのオブジェクトだけを選択してくれるツールです。

人物や物の切り抜きが一瞬で終わることもあるのでかなり便利です。

写真内の主な被写体を自動で検出して選択してくれる、被写体選択ツールもiPad版で利用可能です。

3. 境界線調整ブラシ

境界線調整ブラシは、細部を選択できるブラシツールで、髪の毛や毛皮など複雑な輪郭部分の選択ができるツールです。

被写体選択ツールなどで選択された範囲をさらに洗練したものにするために重要な機能ですが、iPad版でもデスクトップ版と同じくらいきれいに選択ができます。

Adobe

Adobe

上の画像がオブジェクト選択ツールで選択された範囲で、下の画像の白い部分が境界線調整ブラシを用いてさらに細かく選択されたエリアです。

デスクトップ版だとリファインエッジツールにあたる機能です。

4. Firefly 生成塗りつぶし

選択範囲に対してテキスト入力を使い、AIが自動で内容を補完, 置き換えてくれる画像生成機能です。

Photoshopで生成AI Fireflyを使った機能としては一番重要なものがiPad版でも使えます。 

Adobe

iPad版Photoshopの場合、なにもない状態からプロンプトで生成する画像生成機能は使えません。

AI画像生成機能を利用したい場合は、web版Fireflyで制作してPhotoshopに取り込みましょう。

生成拡張も使える

Fireflyを使った機能として、キャンバス(作業範囲)を広げた際に、AIが背景など、周囲に合う内容を自動生成してくれる生成拡張も使えます。

5. カスタムブラシ

iPad版Photoshopでも、デスクトップ版で使えるブラシと同じものを使って作業することができ、カスタムブラシを追加することも可能です。

Adobe公式 Photoshop用カスタムブラシ

https://www.adobe.com/jp/products/photoshop/photoshop-brushes.html

上記のページでは、Adobe公式から無料のPhotoshop用カスタムブラシが30種類以上配布されています。

漫画, 印象派, 水彩など様々なコンセプトのブラシが入手できます。

iPad版Photoshopで できないこと

デスクトップ版ではできるが、iPad版のPhotoshopではまだ対応していない機能について書いていきます。

1. スマートオブジェクトの編集

2. ペンツールでの範囲選択

3. Adobe Stock ライブラリのリンク配置

いずれの方法についても全員が対象者になるので自分に合った利用方法を選びましょう。

それぞれの項目について詳しく説明していきます。

1. スマートオブジェクトの編集

スマートオブジェクトは、拡大・縮小, 回転,変形などの操作が元画像のデータに影響しないため、画質を損なうことなく作業できる便利な機能です。

iPad版ではスマートオブジェクトを適用した元画像の編集ができません。

Adobe

スマートオブジェクトへの変換は可能

上の動画のように、iPad版Photoshopで作業しているレイヤーをスマートオブジェクトに変換することはできます。

2. ペンツールでの範囲選択

デスクトップ版で複雑な形状の境界をきれいに選択する際などに役立つペンツールはiPadでは使用できません。

3. Adobe Stock ライブラリのリンク配置

Adobe StockはデスクトップPhotoshop版の場合、ライセンス購入前でも画像をウォーターマーク入りで配置でき、購入すれば画像を差し替える事なくそのままウォーターマークが消えた画像に変える事ができます。

iPad版の場合は自動で差し替えられる機能に対応していないので、ライセンス購入後の画像を使う必要があります。

まとめ

iPad版Photoshopで できること, できないことを紹介してきました。

Photoshopとしてはかなり使えるレベルの機能が揃っていると思います。

また、デスクトップ版よりも直感的に作業できるので、初心者の方でも操作はわかりやすいのではないでしょうか。

興味のある方はインストールして触ってみてください。

iPad版Photoshop 公式ページはこちら

https://www.adobe.com/jp/products/photoshop/app.html

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