Adobeは、Adobe Fonts(アドビ フォント)に新たに1,500種類を超えるフォントを追加した。
これは、ここ5年間において最も大きいフォントの追加数だとしている。
Adobe Fontsは30,000を超えるフォントが商用利用可で利用できるフォントコレクション, ライブラリサービスだ。
ロゴデザインやブランディングに欠かせない要素であるフォントが豊富に用意されている。
今回の注目は、Monotypeから提供されるフォントが大幅に追加された点だ。
これには Helvetica, Gotham, Avenirなどの人気フォントが含まれる。
Monotypeのフォント一覧がこちら

Adobe Fonts – Monotypeフォント一覧はこちら
また、Microsoftから定番のArialやTimes New Romanなども追加された。
今回のアップデートでよく利用される定番フォントがカバーされたことから、ファイル共有時に発生しがちなフォント欠落エラーの発生を減らす事ができるようになったとしている。
日本語フォントも多く追加されており、MS 明朝, モード 明朝, Meiryo, Meiryo UIなど馴染みのある書体が追加された。
ポップで遊び心のあるフォントが揃う、デザインシグナルからも10タイプ追加されている。

Adobe Fonts – デザインシグナル フォント一覧はこちら
日本語フォントでは他にも、MoolonType, 日本書技研究所, 視覚デザイン研究所, スキルインフォメーションズ などから新しくフォントが加わった。
クリエイティブクラウドプランのユーザーであれば、Adobe Fontsにあるフォントはどれでも追加料金なしの無料で利用できる。
今回のアップデートで追加されたフォントはすでに利用可能だ。
日本語フォントも多く用意されており、最近ではバリアブルフォントの百千鳥が追加され話題となった。
詳細情報
Adobe Fontsは、コンプリートプラン, Illustrator単体プランなど、Adobe Creative Cloudのプラン利用をしているユーザーであれば全フォントを利用可能だ。
利用したいフォントをAdobe Fontsのページで追加すればアプリ内に反映される。

Adobe Fonts 公式ページはこちら
Adobe 関連記事

Adobe Firefly ボードで Google Veo 3 が利用可能に
当記事は広告を含みます FireflyAdobeは6月7日(土)、Firefly ボードで利用できる動画生成AIモデルに Veo 3 を新たに追加した。 前モデルの Veo 2 も引き続き利用可能だ。Adobe は Firefly ボードで利用できる動画生成AIモデルに、新しく Veo 3 を追加した。 Veo 3 は 5月21日に発表された Google の最新動画生成AIモデルだ。Veo 3 は、高品質な映像の生成に加え、映像に合わせた音声や効果音などを同時に生成できるモデルだ。...

Android版 Photoshop が登場 Google Play で無料ダウンロード可
当記事は広告を含みます PhotoshopAdobe は6月3日(火)、Android版 Photoshop をリリースした。 Google Play にて無料ダウンロードが可能となっている。Adobe Photoshop のモバイルアプリが、6月3日(火) Android版でも遂にリリースされた。 ベータ版でのリリースとなっており、ベータ版の初期期間中 Androidユーザーはすべての機能を無料で利用できるようになっている。Adobeリリース時点で利用できる主な機能は以下の通り; ・...

Adobe Firefly モバイルアプリ版が 6月17日 にリリース予定 事前登録も開始
当記事は広告を含みます FireflyAdobe は、モバイルアプリ版 Firefly を6月17日(火) にリリースする予定であることが明らかとなった。 iOS版, Android版どちらも用意されている。Adobe の生成AI Firefly のモバイル版アプリが、2025年6月17日(火) にリリースされる予定だ。 4月24日(木)にロンドンで開催された Adobe MAX にて、Firefly モバイル版アプリの近日公開が発表されていたが、今回明確な日付が決まった形になる。...
この記事をシェア
あわせて読みたい

Adobe Firefly ボードで Google Veo 3 が利用可能に
Adobeは6月7日(土)、Firefly ボードで利用できる動画生成AIモデルに Google の動画生成AIモデル Veo 3 を新たに追加した。解像度は Widescreen(16:9)の 1280×720, 動画時間は 8秒で固定。テキストから動画(t2v)生成に対応。

Android版 Photoshop が登場 Google Play で無料ダウンロード可
Adobe Photoshop のモバイルアプリが、6月3日(火) Android版でもリリースされた。ベータ版でのリリースとなっており、ベータ版の初期期間中 Androidユーザーはすべての機能を無料で利用できるようになっている。

Adobe Firefly モバイルアプリ版が 6月17日 にリリース予定 事前登録も開始
Adobe は、モバイルアプリ版 Firefly を2025年6月17日(火) にリリースする予定であることが明らかとなった。iOS版, Android版 同時リリースとなり、App Store, Google Play ではアプリの事前登録(予約注文)が開始されている。

Adobe Firefly ボードで FLUX.1 Kontext が利用可能に
Adobeは6月3日(火)、Firefly ボードで利用できる画像生成AIモデルに FLUX.1 Kontext を追加した。FLUX.1 Kontext の利用には Fireflyプラン の利用が必要となり、1枚の生成に 10クレジットを消費する。FLUX.1 Kontext [pro], [max]への対応は不明。

Adobe Substance 3D 学生・教職員版プランについて 12ヶ月無料で利用可能
Adobe の Substance 3D が、3Dデザインを学ぶ学生や、教育機関の教職員の個人学習用に、学生・教職員個人向けCollection として無料で提供されています。高等教育機関に在籍する個人の 学生・教職員が対象。プランの更新も可能です。

Adobe Firefly Image 4 と Image 4 Ultra 画像生成の違いを実例付きで解説
Adobeの画像生成AIモデルには、Firefly Image 4 と Image 4 Ultra の2種類があります。2つのモデルの違いを実例とプロンプト付きで紹介していきます。Firefly Image 4 Ultra での生成には、1生成あたり1枚の画像が生成され 20クレジットを消費します。

Adobe Firefly での Google Imagen 4 画像生成 概要と使い方を解説
Adobe Firefly Webブラウザ版では Google Imagen 4 画像生成AIモデルを利用できます。Firefly ボードからモデルを Imagen 4 に設定します。Fireflyプランの利用が必要で、1枚につき20生成クレジットを消費します。

Firefly ボードで Google Imagen 4 による画像生成が利用可能に
Adobeは5月27日(火)、Firefly ボード で利用できる画像生成AIモデルに Google Imagen 4 を新たに追加した。Imagen 4 は高品質な画像の生成に加え、テキストの描写にも対応しており4コマ漫画などもプロンプトから製作できる。利用には Firefly専用プランの利用が必要。
design-offset.com
新着記事
Runway が AMC Networks とのパートナーシップを締結
当記事は広告を含みます RunwayRunway は6月4日(水)、 アメリカの AMC Networks とのパートナーシップ提携を発表した。 世界的にも有名な作品を輩出しているエンターテインメント会社だ。Runwayは、アメリカの国際的エンターテインメント会社 AMC Networks とのパートナーシップ提携を発表した。 AMC Networks のマーケティングおよびテレビ番組の開発プロセスに Runway のAIモデルとツールを導入するとしている。 RunwayAMC...
Adobe Firefly ボードで Google Veo 3 が利用可能に
当記事は広告を含みます FireflyAdobeは6月7日(土)、Firefly ボードで利用できる動画生成AIモデルに Veo 3 を新たに追加した。 前モデルの Veo 2 も引き続き利用可能だ。Adobe は Firefly ボードで利用できる動画生成AIモデルに、新しく Veo 3 を追加した。 Veo 3 は 5月21日に発表された Google の最新動画生成AIモデルだ。Veo 3 は、高品質な映像の生成に加え、映像に合わせた音声や効果音などを同時に生成できるモデルだ。...
ElevenLabs が Eleven v3 を発表 マルチスピーカー対応で感情も表現
当記事は広告を含みます ElevenLabsElevenLabs は6月6日(金)、新たな Text-to-Speech モデル Eleven v3 をリリースした。 マルチスピーカー対応で、感情の表現が可能なモデルとなっている。ElevenLabs は、新しい Text-to-Speech (TTS)生成AIモデル Eleven v3 (Arpha) をリリースした。 Eleven v3...